【簿記の豆知識】借方？貸方？もう迷わない！〜左右じゃなくて“性格”で覚えよう〜

借方？貸方？もう迷わない！〜左右じゃなくて“性格”で覚えよう〜

🐱

ミーヤ：「借方と貸方って…左右で覚えてるけど、毎回こんがらがるんだよね〜」

🐧

ペンリー：「“左＝借方・右＝貸方”だけで覚えようとすると、必ずどこかで迷いますよ」

🐻

こぐまさん：「うん、なんとなくでやってたけど、ちゃんと覚えたいなあ…！」

簿記ではすべての取引を**借方（かりかた）／貸方（かしかた）**のセットで記録します。

でも、実は「左・右」ではなく、“お金の動きの性格”で覚える方が理解が深まるんです！

【基本のイメージ】

つまり、「借方＝資産や費用が増えるとき」、「貸方＝負債や収益が増えるとき」と覚えると自然なんです。

例①：お客さんから現金10,000円を受け取った（商品を販売）

（借）現金　10,000　／（貸）売上　10,000

→ 現金（資産）が増えた＝借方
→ 売上（収益）が増えた＝貸方

例②：仕入で5,000円を現金払い

（借）仕入　5,000　／（貸）現金　5,000

→ 仕入（費用）が増えた＝借方
→ 現金（資産）が減った＝貸方

• 「ひっしでかふか」
  　→ ひ：費用、し：資産　→ 借方で増える
  　→ か：負債、ふ：収益、か：資本　→ 貸方で増える

• 「借りると増えるのは財産、貸すと増えるのは信用」

🐧

ペンリー：「“左が借方”とだけ覚えると、試験で詰まりますよ。“何が増えたか”で考えるのがコツです」

🐻

こぐまさん：「数字じゃなくて“性格”を見ればいいんだね…！なんか気がラクになったよ」

🐱

ミーヤ：「左右じゃなくて性格〜。これ、覚えやすい！」

まとめ：
借方・貸方は「位置」よりも「意味」で覚えるべし！
“何が増えた？何が減った？”と考えるクセをつけると、仕訳の迷いがぐっと減りますよ。