【簿記の呪文!?】減価償却・引当金・繰延資産…こわい言葉ランキング
2025年5月19日 に公開
【簿記の呪文!?】
減価償却・引当金・繰延資産…こわい言葉ランキング
🐱ミーヤ:「“げんかしょうきゃく”…?なにその呪文、こわ〜い!」
ペンリー:「そう聞こえるだけで、ちゃんと意味を知れば大丈夫ですよ」
こぐまさん:「たしかに、“引当金”とか“繰延資産”って名前だけで身構えちゃうよね…」
簿記を勉強し始めると、まるで呪文のようなワードたちに出会いますよね。
でも大丈夫。意味を知れば、ちゃんと味方になってくれます!
今回は簿記の“こわそうな言葉”ランキングTOP5を発表しながら、楽しく意味を解説します。
【第5位】繰延資産(くりのべしさん)
なんか“未来に飛ばす魔法”みたいな名前…
実はこんな科目!
→ 一度払ったけど、すぐに費用にせず、何年かに分けて費用化する資産のこと。
例:開業費、創立費など
企業のスタート時にかかった大きな出費を、しばらく“がんばった貯金”として処理するイメージ。
怖さ指数:★★☆☆☆
→ 名前は難しいけど、やってることは“分割払いの逆”みたいな感覚!
【第4位】貸倒引当金(かしだおれひきあてきん)
長い。読めない。なんか不吉…
実はこんな科目!
→ 「この売掛金、もしかしたら回収できないかも…」に備えて、あらかじめ費用計上しておく仕組み。
まじめで用心深いペンリーのような存在。
怖さ指数:★★★☆☆
→ 慣れると便利!でも“引当”って言葉がこわく感じるのも無理ない。
【第3位】減価償却(げんかしょうきゃく)
名前に“減”と“償う”ってついてる時点で怖い。
実はこんな科目!
→ パソコンやレジなど、長く使うモノの価値を少しずつ費用にしていく仕組み。
1年で費用にしないで、5年や10年で分けていくのがポイント。
怖さ指数:★★★★☆
→ 漢字がカタくてビビるけど、「長く使うから分割処理する」ってだけの話!
【第2位】未払法人税等(みばらいほうじんぜいとう)
もう字面が完全に“支払ってない税金”でこわい!
実はこんな科目!
→ 「今年の利益に対する税金、まだ払ってないけど払う予定だよ」っていう未来の支払いを記録しておく負債科目。
「未払」は“払ってない”じゃなくて、“あとで払う予定”という前向きワード。
怖さ指数:★★★★☆
→ 税金というだけでこわい。でも“ただの見積もり”と思えば平気!
【第1位】損益計算書(そんえきけいさんしょ)
名前の圧がすごい。なんか裁かれそう。
実はこんな書類!
→ 1年間でどれだけ儲かったか・損したかをまとめた表。
全企業にとっての「成績表」で、簿記の主役級の存在。
「損」「益」「計算」…どれも強そうな言葉だけど、これがないと会社は何も始まらない。
怖さ指数:★★★★★
→ 簿記界のボス。でも知れば知るほど“味方”になってくれる存在。
【まとめ】
ランク | 科目/用語 | 正体ひとことで! | 怖さ指数 |
---|---|---|---|
1位 | 損益計算書 | 成績表(儲けと損をまとめた) | ★★★★★ |
2位 | 未払法人税等 | まだ払ってない税金の予定 | ★★★★☆ |
3位 | 減価償却 | モノの価値を少しずつ費用にする仕組み | ★★★★☆ |
4位 | 貸倒引当金 | 売掛金の“備え” | ★★★☆☆ |
5位 | 繰延資産 | 先に払ったお金を“ちょっとずつ費用”に | ★★☆☆☆ |
【エピローグ】
🐱ミーヤ:「“償却”とか“引当金”とか、名前がズルいんだよね〜!こわいもん!」
こぐまさん:「でも中身は意外とシンプルだったね」
ペンリー:「簿記は“言葉”より“構造”を知れば、ぐっと身近になりますよ」
おまけ:もしも簿記がRPGだったら?
- 減価償却 → 装備の耐久値システム
- 引当金 → 敵の毒攻撃に備える“予防薬”
- 損益計算書 → 1年のバトルレポート!
簿記の“こわい”を、今日から“面白い”に変えていきましょう。
こぐま商会のまじめでやさしい店主。経理はまだ勉強中。