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こぐまさん
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【簿記3級童話】金太郎、山のおつかいと現金過不足〜クマに渡した100円どこいった?〜

その他:現金過不足

2025年5月20日 に公開

【簿記童話】


金太郎、山のおつかいと現金過不足〜クマに渡した100円どこいった?〜

昔々、足柄山に金太郎という元気な子がおりました。
動物たちと相撲をとったり木をなぎ倒したり──そんな毎日を送っていたある日。

「金ちゃん、ちょっとおつかいお願いできる?」
山の麓の商会“こぐま商会”から、帳簿の手伝いの依頼が届いたのです。

■ 金太郎、レジ係デビュー!


こぐまさん:「金ちゃん、今日はレジ番をお願いね。現金の出入りは、この帳簿にちゃんと書いてね」

金太郎:「まかせといて! ボク、こういうの得意!」

──しかし、問題は閉店後に起きました。

こぐまさん:「さて、帳簿上の現金残高は【3,000円】なのに……実際のレジには【2,900円】しかない!? 100円足りないじゃないか!」

金太郎:「えっ!? クマさんにアイス買ってあげた分かな……いや、あれは自分のポケットマネーだったし……?」

■ 現金過不足、登場!


お金の出入りが帳簿と一致しない場合に使う勘定科目、
それが**「現金過不足」**です。

この日の帳簿上の仕訳はこうなります:

借方金額貸方金額
現金過不足100現金100

📌 実際より現金が少ない場合は「現金が減った」扱いで、貸方に記録します。

■ 原因が判明したらどうするの?


こぐまさんは次の日も調査を続け、こう言いました。

こぐまさん:「金ちゃんが使ったレジ袋、3枚100円ってちゃんと帳簿に入ってなかっただけだったよ!」

ということで、原因が費用だったとわかった場合の仕訳はこうです:

借方金額貸方金額
消耗品費100現金過不足100

📌 原因がわかったタイミングで「現金過不足」を清算します。

■ 学びのポイントまとめ


用語意味
現金過不足現金残高と帳簿残高が一致しないときの一時的な勘定科目(その他)
記帳タイミング原因がわからない時点で仮に処理しておく(決算整理でもよく使う)
清算方法原因がわかれば「消耗品費」「雑損」「受取手数料」などに振り替える

■ 金太郎の仕訳クイズ!


Q1. 帳簿上は2,000円あるはずが、実際の現金は1,900円だった。原因不明。

借方金額貸方金額
[  ]100[  ]100

Q2. 数日後、募金箱に100円入れたことを思い出した。

借方金額貸方金額
[  ]100[  ]100

答えは【エピローグ】で!

【エピローグ】


こぐまさん:「金ちゃん、最初はドキッとしたけど、ちゃんと対応できてたね」
フォクシー:「現金過不足は“あくまで一時的な仮勘定”なんだ。原因調査が重要だよ」
ペンリー:「それに、期末までに解決できなかった場合は“雑損失”や“雑収入”に振り替えることも忘れずにね」
ミーヤ:「100円でも、帳簿だとちゃんと追いかけるんだね。現金ってごまかせないなあ!」
こぐまさん:「うん。小さいズレでも、そのままにしないのが大事なんだね。じゃ、クイズの答えを確認しよう!」

✅ クイズ答え

Q1
借方:現金過不足 / 貸方:現金

Q2
借方:寄付金 / 貸方:現金過不足

まとめ


  • 現金と帳簿がズレたときは「現金過不足」で仮処理!
  • 原因が判明したら、対応する費用・収益に振り替えよう
  • 期末までに解決しなければ「雑損失」「雑収入」へ!

金太郎は今日も、山のレジ番として奮闘中。
「まいにち帳簿がズレないように、気をつけようっと!」

こぐまさん
こぐまさん

こぐま商会のまじめでやさしい店主。経理はまだ勉強中。

本記事の内容は独自に調査した情報に基づいて作成していますが、情報が古い場合や誤りがある場合もあります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。