
【簿記3級】こぐまさん、試験に出やすい減価償却って決まってる!?〜よく出るパターンまとめ〜
2025年5月1日 に公開

【こぐま商会の試験対策室】
こぐまさん、試験に出やすい減価償却って決まってる!?〜よく出るパターンまとめ〜
決算直前、ラパン所長からこんなアドバイスが。
ラパン:「こぐまさん、“減価償却”は試験に出やすいですぞ。しかも出題パターンはけっこう決まっておる」
ペンリー:「はい。定額法や残存価額の扱い、期中取得など、パターンを押さえておけば大丈夫ですよ」
【出題パターン①】定額法(期首取得)
例題:取得価額120,000円、耐用年数6年、残存価額0円 → 年間の減価償却費は?
解説:
定額法では、以下の計算式で減価償却費を求めます:
(取得価額 − 残存価額) ÷ 耐用年数
=(120,000 − 0)÷ 6年 = 20,000円/年
仕訳:
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 減価償却費 | 20,000 | 備品減価償却累計額 | 20,000 |
【出題パターン②】期中取得(例:10月1日取得)
例題:上と同じ条件で10月1日に取得 → 決算は3月31日
解説:
10月〜3月までの6か月分のみ償却
20,000 × 6/12 = 10,000円
仕訳:
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 減価償却費 | 10,000 | 備品減価償却累計額 | 10,000 |
【出題パターン③】帳簿価額と累計額から「減価償却費」を求める
例題:取得価額100,000円、累計額が60,000円 → 耐用年数5年なら?
解説:
毎年の償却費=100,000 ÷ 5 = 20,000円
→ 累計60,000円なら、すでに3年分処理済み
→ 今年も20,000円償却
【出題パターン④】仕訳から「耐用年数」を逆算する問題
例題:減価償却費 25,000円とあった。取得価額125,000円、残存価額0円 → 耐用年数は?
解説:
耐用年数 = 取得価額 ÷ 年間償却費
= 125,000 ÷ 25,000 = 5年
【おまけ:減価償却が出るのはどの勘定科目?】
| 固定資産 | 減価償却の対象? | 備考 |
|---|---|---|
| 建物 | ○ | 建物減価償却累計額で処理 |
| 備品 | ○ | 試験頻出 |
| 車両運搬具 | ○ | 頻出 |
| 土地 | × | 減価しない(出題ミス注意!) |
【ミスしやすいポイント】
- 期中取得を1年分で計算してしまう(→ 試験では“月割り”に注意)
- 残存価額があるのに、引き忘れる
- 土地も償却すると思い込む(→×)
- 累計額と帳簿価額の意味を混同
【エピローグ】
ペンリー:「減価償却は“難しそう”に見えて、実は“パターン練習”が効く分野なんです」
こぐまさん:「やってるうちに“型”が見えてくるってことなんだね!」

こぐま商会のまじめでやさしい店主。経理はまだ勉強中。
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