
【簿記3級】こぐまさん、消費税って“いったん預ける”の?〜仮払消費税のしくみ〜

【こぐま商会の経理日誌】
こぐまさん、消費税って“いったん預ける”の?〜仮払消費税のしくみ〜
ある日、ミーヤと一緒に備品の買い出しを終えたこぐまさん。
ミーヤ:「こぐまくん、今日の支払いって、税込で2,200円だったね!」
こぐまさん:「うん、品物は2,000円で、消費税が200円。…でもこの200円、会社の“費用”って ことでいいのかな?」
ペンリー:「いいえ。“仮払消費税”という資産勘定で管理します。消費税はあとで精算するから、“いったん預けたお金”として記録するんです」
【こぐまTips:仮払消費税とは?】
「仮払消費税」は、会社が仕入や経費などの支払いで負担した消費税額を記録するための資産科目で、あとで精算される前提のお金です。
ポイント:
- 支払時に発生した消費税 → 「仮払消費税」として資産に計上
- 売上で受け取った「仮受消費税」と相殺される
- 最終的には、差額を税務署へ納税 or 還付
つまり、仮払消費税は「払って終わり」ではなく、「いったん預けておくお金」なのです。
【仕訳クイズ①】備品(税抜2,000円)を現金で購入。消費税率10%
Q. 備品の購入にあたり、消費税200円を含めた2,200円を支払った。仕訳は?
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 備品 | 2,000 | 現金 | 2,200 |
| 仮払消費税 | 200 |
※消費税部分は費用ではなく、「あとで精算する資産」として扱います。
【仕訳クイズ②】期末で消費税を集計し、仮受と仮払を相殺(仮払の方が多かった)
Q. 期末、仮受消費税1,500円に対し、仮払消費税2,000円。差額500円を未収計上した。仕訳は?
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 未収消費税 | 500 | 仮払消費税 | 2,000 |
| 仮受消費税 | 1,500 |
※仮払の方が多かったので、差額は還付対象の「未収」となります。
【エピローグ】
ペンリー:「消費税は会社のお金じゃない。だから“いったん管理”して、あとで国と精算するんです」
こぐまさん:「ほんとだ…会社って“通り道”になるお金、多いんだなあ」

こぐま商会のまじめでやさしい店主。経理はまだ勉強中。
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