
【簿記3級】こぐまさん、古い棚が意外な高値!?〜固定資産売却益は“使ったモノが生んだもうけ”〜
2025年5月1日 に公開

【こぐま商会の経理日誌】
こぐまさん、古い棚が意外な高値!?〜固定資産売却益は“使ったモノが生んだもうけ”〜
店舗の模様替えで、古い什器を手放すことにしたこぐまさん。
こぐまさん:「この棚、もう10年選手だけど……フリマで15,000円で売れちゃった!」
ペンリー:「帳簿価額より高く売れたので、“固定資産売却益”として収益計上しましょう」
ミーヤ:「長く使ったのに、最後にもうけもくれるなんて……棚、えらい〜!」
【こぐまTips:固定資産売却益とは?】
「固定資産売却益」は、建物・備品・車両などの固定資産を売却したときに、帳簿価額(取得価額−減価償却累計額)より高く売れた場合に記録する収益の勘定科目です。
ポイント:
- 原則として固定資産は“使いながら価値が減っていく”(=減価償却)
- 売却時、帳簿価格よりも高く売れたら利益 → 固定資産売却益
- 安く売れたら → 固定資産売却損(費用)
※帳簿価格との差額が「もうけ」になります!
【仕訳クイズ①】帳簿価額8,000円の棚を、15,000円で現金売却
Q. 棚を15,000円で売却。帳簿価額は8,000円。仕訳は?
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 現金 | 15,000 | 備品 | 8,000 |
| 固定資産売却益 | 7,000 |
※差額7,000円が“もうけ”として収益に。
【仕訳クイズ②】帳簿価額100,000円の機械を120,000円(税抜)で売却、代金は普通預金に入金
Q. 消費税10%込みで132,000円入金。仕訳は?
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 普通預金 | 132,000 | 固定資産 | 100,000 |
| 固定資産売却益 | 20,000 | ||
| 仮受消費税 | 12,000 |
※帳簿価格との差額が「売却益」、消費税は別途処理。
【エピローグ】
ペンリー:「使い終えた固定資産も、売れれば“最後の働き”をしてくれます。そのぶんは帳簿でしっかり記録しておきましょう」
こぐまさん:「物にも人生があるんだね……大事に使ってよかった!」

こぐま商会のまじめでやさしい店主。経理はまだ勉強中。
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