
【こぐま商会の経理日誌】
こぐまさん、売れたらすぐ利益?〜売上は“収益の入口”〜
イベント会場でたくさんの木製雑貨が売れた日。
ミーヤ:「今日の売上すごいね〜!いっぱいお客さん来てくれてうれしかった!」
こぐまさん:「うんうん、でも……帳簿には“全部が利益”じゃないよね?」
ペンリー:「そのとおり。まず“売れた金額”を“売上”として記録して、費用は別で計算します。“売上”は収益のスタートラインです」
【こぐまTips:売上とは?】
「売上」は、商品や製品、サービスを販売したことにより得られた収益を記録する勘定科目です。
特徴:
- 商売で得た収益の代表格
- 商品販売、サービス提供の対価として計上
- 基本的に「提供が完了したとき」に記録する(※現金主義ではない)
- 売上と費用(仕入など)を比較して、利益が計算される
例:商品を110,000円(うち消費税10,000円)で販売した場合、売上は100,000円
【仕訳クイズ①】商品を現金で100,000円(税抜)販売した
Q. 商品を現金で販売し、税抜価格100,000円を受け取った。消費税は別途。仕訳は?
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 現金 | 110,000 | 売上 | 100,000 |
| 仮受消費税 | 10,000 |
※収益は税抜で記録、消費税は負債(仮受)として処理。
【仕訳クイズ②】商品を売り上げたが、代金は掛け(後払い)にした
Q. 商品(税抜80,000円)を販売し、代金は掛けとした(消費税は10%)。仕訳は?
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 売掛金 | 88,000 | 売上 | 80,000 |
| 仮受消費税 | 8,000 |
※後払いでも、提供した時点で収益計上。
【エピローグ】
ペンリー:「“売上”は、利益じゃなくて“収益”の入り口。費用と組み合わせて、初めて“利益”が見えてきます」
こぐまさん:「なるほど、売れるって嬉しいけど、帳簿では冷静に記録しないといけないんだね…!」

こぐま商会のまじめでやさしい店主。経理はまだ勉強中。
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