原価集計2026年度工業簿記
製造間接費
せいぞうかんせつひ
製品ごとに直接集計できない製造費用を集め、各製品へ配賦する科目。
借方・貸方のルール
- 借方(左)
- 原価を集計
- 貸方(右)
- 次の勘定へ振替
発生額を借方に集め、仕掛品・製造間接費などへの振替額を貸方に記入します。
代表的な仕訳例
3件1賃金を直接分と間接分へ振り替えた
当月の消費賃金10,000円のうち、直接作業分8,000円、間接作業分2,000円。賃金を支払った時点とは別の仕訳です。
単位:円
賃金を直接分と間接分へ振り替えたの仕訳(単位:円) 借方(左) 貸方(右) 仕掛品8,000賃金10,000製造間接費2,0002製造間接費を配賦した
製造間接費3,000円を、製品の製造原価として仕掛品へ配賦します。
単位:円
製造間接費を配賦したの仕訳(単位:円) 借方(左) 貸方(右) 仕掛品3,000製造間接費3,0003製造間接費の不利な配賦差異を振り替えた
製造間接費の実際発生額12,000円、予定配賦額10,000円。借方に残った2,000円を製造間接費配賦差異へ振り替えます。
単位:円
製造間接費の不利な配賦差異を振り替えたの仕訳(単位:円) 借方(左) 貸方(右) 製造間接費配賦差異2,000製造間接費2,000
簿記ラボ作成の学習用例です。公式問題の転載ではありません。
覚え方・名称の確認
名称を確認する
- この図鑑で使う名称(工業簿記)
- 製造間接費
- 公式表の許容科目名(B欄)
- 工業簿記の許容名を定める公式表としては扱いません。問題文の科目に従ってください。
使い分けのポイント
実際発生額を借方へ、仕掛品への配賦額を貸方へ記入します。予定配賦では差異が生じます。
A欄の併記名・B欄の許容名は、取引の内容や条件を確認して使います。問題文に科目の指定があれば、そちらを優先してください。
出典と適用年度
2026年度(2027年3月31日までの試験)を対象とする学習用の説明です。意味・借方貸方・仕訳例は簿記ラボによる説明であり、公式科目表の本文ではありません。工業簿記の名称は、公式の商業簿記科目表の標準・許容名とは区別しています。