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【簿記3級】こぐまさん、諦めてたお金が戻ってきた!?〜償却債権取立益は“奇跡の回収”〜

収益:償却債権取立益

【簿記3級】こぐまさん、諦めてたお金が戻ってきた!?〜償却債権取立益は“奇跡の回収”〜の要点を示すタイトル画像
【簿記3級】こぐまさん、諦めてたお金が戻ってきた!?〜償却債権取立益は“奇跡の回収”〜の要点を示すタイトル画像

償却債権取立益は、過去に貸倒処理した売掛金などの債権を、あとから回収できたときに使う収益の勘定科目です。 すでに帳簿から消した債権なので、回収時に売掛金へ戻すのではなく、入金した資産の相手科目として償却債権取立益を記録します。 簿記3級では、**「貸倒処理済みの債権があとから戻ったら償却債権取立益」**と押さえると迷いにくくなります。

【こぐま商会の経理日誌】


こぐまさん、諦めてたお金が戻ってきた!?〜償却債権取立益は“奇跡の回収”〜

かつて倒産した取引先から、突然の振込通知。

こぐまさん
こぐまさん:「えっ!? 前に貸倒処理した売掛金、戻ってきてる!?」
ペンリー
ペンリー:「それは“償却債権取立益”として収益に計上します。いったん損失として処理したお金が回収された場合に使う勘定科目です」
ミーヤ
ミーヤ:「え〜!すごい!“あきらめたあとに帰ってくるお金”って、なんか感動的〜!」

【こぐまTips:償却債権取立益とは?】


「償却債権取立益」は、過去に貸倒処理(損失計上)した債権が、のちに回収された場合に記録する収益の勘定科目です。

ポイント:

  • 売掛金などを貸倒損失としていったんゼロにしたあとで、
  • 思いがけず入金された → 帳簿には存在しないはずのお金が戻る
  • 「収益」にしないと、帳簿上の資産と合わなくなるため
  • 金額にかかわらず、“特別な収益”として区別して記録

よくある誤解:

  • これは「売掛金」ではなく、もう帳簿に残っていない債権の回収なので、「償却債権取立益」を使います。

【こぐまTips:使う場面と使わない場面】


償却債権取立益を使うかどうかは、過去に貸倒処理をしているかで判断します。

状況使う勘定科目判断ポイント
貸倒処理済みの売掛金をあとから回収した償却債権取立益帳簿上の債権はすでに消えている
通常の売掛金を回収した売掛金まだ帳簿に売掛金が残っている
貸倒れの見積りをした貸倒引当金などまだ回収不能が確定していない
こぐまさん
こぐまさん:「同じ入金でも、前に帳簿から消していたかどうかで変わるんだね。」
ペンリー
ペンリー:「はい。償却債権取立益は、普通の回収ではなく“貸倒処理後の回収”です。」

【仕訳クイズ①】過去に貸倒処理した債権5,000円が普通預金に入金された


Q. 帳簿から消していた債権5,000円が戻ってきた。仕訳は?

借方金額貸方金額
普通預金5,000償却債権取立益5,000

※収益として計上。売掛金では処理しない。

【仕訳クイズ②】回収したのは現金3,000円。過去に貸倒損失として処理済み。


Q. 諦めていた3,000円を現金で回収。仕訳は?

借方金額貸方金額
現金3,000償却債権取立益3,000

※あくまで「損失後の回収」=収益の戻り。

売掛金で処理しない理由


過去に貸倒損失として処理した債権は、すでに帳簿上の売掛金から消えています。 そのため、あとから入金があっても「売掛金を減らす」処理はできません。

この場合は、現金や普通預金が増えた相手として、収益である償却債権取立益を記録します。

借方貸方
現金・普通預金など償却債権取立益

関連する勘定科目を横断して確認したい場合は、償却債権取立益の勘定科目ページ貸倒損失の勘定科目ページもあわせて見ると整理しやすくなります。

よくある質問


償却債権取立益は収益ですか?

償却債権取立益は収益です。過去に損失として処理した債権があとから回収されたため、回収時には収益として記録します。

貸倒処理していない売掛金を回収したときも償却債権取立益ですか?

いいえ。貸倒処理していない通常の売掛金を回収しただけなら、貸方は売掛金です。償却債権取立益を使うのは、すでに貸倒処理して帳簿から消した債権を回収したときです。

償却債権取立益は簿記3級で出ますか?

簿記3級でも、貸倒処理後の回収として出題されることがあります。「過去に貸倒れとして処理済み」と書かれていたら、売掛金ではなく償却債権取立益を考えます。

【エピローグ】


ペンリー
ペンリー:「“もうダメだ”と思って帳簿から消した債権も、戻ってきたらちゃんと“収益”として認識します」
こぐまさん
こぐまさん:「帳簿って、“がっかり”も“うれしいサプライズ”も全部記録するんだね…!」
こぐまさん
こぐまさん

こぐま商会のまじめでやさしい店主。経理はまだ勉強中。

本記事の内容は独自に調査した情報に基づいて作成していますが、情報が古い場合や誤りがある場合もあります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

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