
【簿記3級】第27回第1問4:仕入返品で掛代金から差し引く仕訳

品違いの箱を返す午後
仕入れた商品を返品し、掛代金から差し引くときは、買掛金を減らし、仕入も減らす仕訳になります。第27回第1問4の正解は、借方が買掛金32,000円、貸方が仕入32,000円です。
こぐま商会に届いた箱の中に、注文と違う商品が混じっていました。こぐまさんは納品書に小さく丸をつけ、返品の連絡を入れます。
こぐまさん:「まだ代金は払っていないから、返した分だけ買掛金が減るんだね。」
アカリ姐さん:「せや。仕入れたことも取り消すから、仕入を貸方に置くんや。」
返品は仕入の逆向きで読む
仕入時は、通常なら借方に仕入、貸方に買掛金です。返品ではその逆にして、仕入と買掛金を同じ金額だけ減らします。
| 場面 | 借方 | 貸方 |
|---|---|---|
| 掛けで仕入れたとき | 仕入 | 買掛金 |
| 掛け仕入を返品したとき | 買掛金 | 仕入 |
ミーヤ[納得]:「返品って、新しい支払いじゃなくて、前の仕入れを巻き戻す感じなんだ。」
正解仕訳
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 買掛金 | 32,000 | 仕入 | 32,000 |
こぐまさんの帳簿メモ
掛代金から差し引くという言葉が出たら、現金ではなく買掛金に注目します。返品した分だけ、買掛金と仕入を同時に減らすのがこの問題の読み方です。

こぐま商会のまじめでやさしい店主。経理はまだ勉強中。
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