
第3問⑳の貸倒処理済み債権の回収を、出題と同じ金額で確認
前期に貸倒処理した売掛金84,000円の回収は、仮受金を減らして償却債権取立益に振り替えます。売掛金をもう一度減らす処理ではありません。
この記事は第3問⑳「つばき春市の決算整理」専用の復習記事です。金額の単位は円です。
つばき春市の入金控えに、以前あきらめた代金がありました。こぐまさんは、入金時に付けた仮受金のメモと前期の帳簿を開きます。
ミーヤ:「売掛金の回収なら、売掛金を減らすんじゃないの?」
こぐまさん:「前期に貸倒処理した、と書いてあるところを確かめよう。」
ペンリー:「その売掛金は既に帳簿から消えているから、今回は償却債権取立益だね。」
こぐまTips:貸倒処理済み債権の回収で分けて考えること
入金そのものは仮受金として記帳済みです。今から現金を増やすと二重計上になります。残っている仮受金の内容を、回収益に直します。
こぐまさん:「仕訳に入れる額と、最後に残る額を順に追おう。」
ミーヤ:「うん、途中の数字も残しておく!」
整理事項2の条件と仕訳
前期に貸倒処理した売掛金84,000円を回収したが、仮受金として処理していた。
ミーヤ:「この条件なら、借方と貸方はどう並ぶ?」
ペンリー:「次の仕訳で、勘定ごとの増減を確認しよう。」
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 仮受金 | 84,000 | 償却債権取立益 | 84,000 |
前期に貸倒処理済みの債権を回収した場合は、売掛金ではなく償却債権取立益で処理します。
解答欄には決算整理後の残高を記入する
こぐまさん:「ここからは、ほかの整理事項も含めた最終残高だね。」
ペンリー:「そう。仕訳の金額をそのまま写すとは限らないよ。」
| 解答欄の勘定科目 | 計算・正答(円) |
|---|---|
| 償却債権取立益 | 84,000 |
| 仮受金 | 350,000−84,000−196,000=70,000 |
| 売掛金 | 4,760,000(この整理事項では変化なし) |
採点に戻る前の確認クイズ
ミーヤ:「仮受金は350,000−84,000=266,000円で完成?」
まだ整理事項5の備品売却代金196,000円を振り替えるので、最終残高は70,000円です。
こぐまさん:「これなら、どの処理を見落としたかまで確かめられるね。」
つばき春市の帳簿を閉じる前に
ミーヤは確認した勘定に印を付け、こぐまさんへ帳簿を渡しました。正答の数字だけでなく、そこまでの計算も残っています。
ミーヤ:「次は解答欄で、自分でも確かめてみる!」
こぐまさん:「うん、仕訳から残高まで順番に追っていこう。」
- 前期に貸倒処理した売掛金84,000円の回収は、仮受金を減らして償却債権取立益に振り替えます。
- まだ整理事項5の備品売却代金196,000円を振り替えるので、最終残高は70,000円です。
- 第3問⑳へ戻って解き直す

こぐま商会のまじめでやさしい店主。経理はまだ勉強中。
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