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こぐまさん
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【簿記3級】仮払金で備品を購入していたときの仕訳|決算整理で備品へ振り替える考え方

資産:仮払金と備品

2026年5月5日 に公開

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こぐま商会の備品チェック


決算整理の途中、こぐま商会の帳簿に「仮払金 180,000円」が残っていました。内容を確認すると、これは10月1日に購入したレジ台で、まだ備品として処理していなかったことが分かりました。

仮払金で処理していた備品購入は、決算整理で「備品」に振り替えます。ポイントは、仮払金という仮の資産を消して、実際に残っている固定資産である備品へ置き換えることです。

こぐまさん:「仮払金が残っているけど、実際はレジ台を買ったお金だったんだね。」 ペンリー:「それなら仮払金のままにはしない。備品へ振り替える。」 ミーヤ:「仮の名札を外して、本当の名前にする感じだね!」 こぐまさん:「決算では、帳簿の名前を実態に合わせるんだね。」

この記事では、仮払金で処理していた備品購入を、決算整理でどう仕訳するかに絞って確認します。

【こぐまTips:なぜ仮払金を備品に振り替える?】


仮払金は、内容がまだ確定していない支払いを一時的に置いておく資産です。内容が備品購入だと分かった時点で、仮払金の役目は終わります。

ミーヤ:「仮払金も資産なら、そのままでもよさそうに見えるけど?」 ペンリー:「資産の種類が違う。決算書には実際の中身で表示する。」
勘定科目役割決算での扱い
仮払金内容未確定の一時的な資産内容が分かったら消す
備品長く使う道具や設備などの固定資産取得原価で資産計上する

つまり、仕訳の考え方は次の2つです。

  • 借方: 備品を増やす
  • 貸方: 仮払金を減らす

こぐま商会ではどう仕訳する?


こぐま商会では、10月1日に180,000円の備品を購入していましたが、まだ仮払金のまま残っていました。この場合、決算整理で次の仕訳をします。

こぐまさん:「備品が増えるから、借方は備品だね。」 ペンリー:「そう。貸方は、残っていた仮払金を消す。」
借方金額貸方金額
備品180,000仮払金180,000

この仕訳では現金や普通預金は出てきません。購入時のお金の動きはすでに仮払金として処理済みだからです。決算整理では、仮払金を実際の内容へ振り替えるだけです。

ミーヤ:「もうお金は動いてるから、ここでは名前を直すだけなんだ!」 ペンリー:「その見方でいい。二重に現金を減らさないことが大事だ。」

減価償却も必要になることがある


備品へ振り替えたあと、その備品を当期中に使っている場合は減価償却も確認します。取得日が期中なら、使った月数分だけ月割計算します。

こぐまさん:「備品に振り替えたら終わりじゃないんだね。」 ペンリー:「使っているなら、当期分の減価償却も見る。」

たとえば、10月1日に取得した備品180,000円、耐用年数8年、残存価額ゼロ、決算日が3月31日なら、使用期間は6か月です。

180,000 ÷ 8年 × 6か月 ÷ 12か月 = 11,250
借方金額貸方金額
減価償却費11,250備品減価償却累計額11,250

仮払金から備品へ振り替える仕訳と、減価償却費を計上する仕訳は別の処理です。第3問では、この2つを続けて問われることがあります。

ミーヤ:「備品にしたあと、その備品がどれだけ働いたかも見るんだね。」 こぐまさん:「順番は、まず備品へ振替、そのあと減価償却だね。」

ここで間違えやすいポイント


仮払金で備品を購入していた問題では、仕訳を二重にしてしまうミスが起きやすいです。

ミーヤ:「現金で買った気がして、現金を貸方に書きたくなるかも。」 ペンリー:「そこは問題文をよく見る。すでに仮払金で処理しているなら、貸方は仮払金だ。」
間違いなぜ違うか
貸方を現金にする現金の支払いはすでに仮払金として処理済み
仮払金を残したままにする内容が備品と分かったので、仮勘定を消す
備品振替と減価償却を混ぜる備品計上と費用配分は別の整理事項

判断に迷ったら、次の順番で確認します。

  1. 問題文に「仮払金として処理していた」とあるか
  2. 実際の内容が備品購入だと分かっているか
  3. 備品を使っている期間があり、減価償却が必要か

関連する基本論点は、仮払金とは備品とは減価償却まとめでも確認できます。

仕訳クイズ


ミーヤ:「じゃあ、仮払金が備品だったパターンをもう一回やってみたい!」 ペンリー:「貸方を何にするかを意識して解こう。」

Q. 決算整理で、仮払金120,000円は期中に購入した備品であることが分かった。この備品の減価償却は別途処理するものとして、振替仕訳を答えなさい。

借方金額貸方金額
備品120,000仮払金120,000

この問題では、減価償却は別途処理するとあるため、まずは仮払金を備品へ振り替えるところまでを答えます。

こぐまさん:「貸方は現金じゃなくて仮払金。ここを間違えないようにしたいね。」 ペンリー:「その確認ができれば、この整理事項はかなり安定する。」

エピローグ


こぐま商会の帳簿から仮払金が消え、備品の欄にはレジ台の金額が入りました。

ミーヤ:「仮の箱に入っていたものを、ちゃんと備品の棚に移した感じだね!」 こぐまさん:「決算整理って、帳簿を実際の状態にそろえる作業なんだね。」 ペンリー:「その感覚が大事。勘定科目の名前を実態に合わせる。」

仮払金は便利な一時置き場ですが、決算時点で内容が分かっているなら、そのまま残してはいけません。備品購入だったと分かったら、備品に振り替えてから、必要に応じて減価償却を考えます。

まとめ


こぐまさん:「今日のポイントは、仮払金を実際の内容へ置き換えることだね。」
  • 仮払金で処理していた備品購入は、決算整理で備品へ振り替える
  • 仕訳は「借方: 備品 / 貸方: 仮払金」
  • 現金や普通預金は、すでに仮払金で処理済みなら使わない
  • 備品へ振り替えたあと、使用期間があれば減価償却も確認する
  • 第3問では、備品振替と減価償却を分けて考える
こぐまさん
こぐまさん

こぐま商会のまじめでやさしい店主。経理はまだ勉強中。

本記事の内容は独自に調査した情報に基づいて作成していますが、情報が古い場合や誤りがある場合もあります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。