
【簿記3級】第2回第1問15:当座預金から現金を引き出した仕訳
2026年6月8日 に公開

こぐま商会の今日の取引メモ
こぐま商会の帳簿机に、今日の取引メモが一枚置かれました。こぐまさんは金額を写す前に、取引の理由とお金の動きを分けて読み取ります。
この問題の正解は、借方は現金35,000円、貸方は当座預金35,000円です。 預金から現金への移動は、資産どうしの入れ替えと読むと、借方と貸方が自然に決まります。
こぐまさん:「今日のメモは、当座預金口座から現金35,000円を引き出した。」
ミーヤ:「金額だけ見ても、借方と貸方は決まらないんだね。」
ペンリー:「まずここを分けよう。科目は、取引の理由とお金の動きから決める。」
場面を一枚ずつ分けて読む
問題文を読むときは、最初に金額を写すよりも、取引の場面を一枚の絵にします。誰から何を受け取ったのか、何を支払ったのか、まだ残っている権利や義務はあるのかを見ます。
- 手元の現金が増えるので借方は現金。
- 当座預金口座から出ていくので貸方は当座預金。
- 収益や費用は発生していない。
ミーヤ:「場面を先に見ると、科目がただの暗記じゃなくなるね!」
こぐまさん:「うん。金額を入れる前に、何が起きたかを決めたい。」
正解仕訳を帳簿に置く
問題文
当座預金口座から現金35,000円を引き出した。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 現金 | 35,000 | 当座預金 | 35,000 |
預金から現金への移動は、資産どうしの入れ替えと押さえると、この仕訳の形が崩れにくくなります。
ペンリー:「左右の合計が合うと、取引の原因と結果も見える。」
こぐまさん:「現金・当座預金の動きを順番に置けば、仕訳が整うね。」
つまずきやすいところ
お金を引き出しても利益は増減しません。資産の置き場所が変わっただけです。
ここで大事なのは、似た言葉に飛びつかないことです。入金なら必ず売上、支払いなら必ず費用、後払いなら必ず買掛金、というように決め打ちすると、問題文の小さな合図を見落とします。
ミーヤ:「似た言葉が出ると、前に覚えた科目をすぐ選びたくなるね。」
ペンリー:「焦らなくていい。問題文の合図は、一つずつ分ければ残る。」
まとめ
こぐまさん:「今日の決め手は「預金から現金への移動は、資産どうしの入れ替え」だね。」
- 正解は、借方は現金35,000円、貸方は当座預金35,000円です。
- 手元の現金が増えるので借方は現金。
- お金を引き出しても利益は増減しません。資産の置き場所が変わっただけです。

こぐま商会のまじめでやさしい店主。経理はまだ勉強中。
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