
【簿記3級】第3回第1問14:未払いの通信費を未払費用にする仕訳
2026年6月8日 に公開

こぐま商会の今日の取引メモ
閉店前の事務机には、支払済みの領収書が一枚置かれていました。ミーヤは金額を先に読み上げそうになりますが、こぐまさんはその前に支払いの中身を確かめます。
この問題の正解は、借方は通信費3,600円、貸方は未払費用3,600円です。 当期分の未払い費用は、費用と未払費用を同時に立てると読むと、借方と貸方が自然に決まります。
こぐまさん:「今日のメモは、決算にあたり、当期分の通信費3,600円が未払いであるため、未払費用として計上した。」
ミーヤ:「支払った金額より、何の支払いかを先に見るんだよね?」
ペンリー:「まずここを分けよう。科目は、取引の理由とお金の動きから決める。」
場面を一枚ずつ分けて読む
問題文を読むときは、最初に金額を写すよりも、取引の場面を一枚の絵にします。誰から何を受け取ったのか、何を支払ったのか、まだ残っている権利や義務はあるのかを見ます。
- 当期分の通信費なので借方は通信費。
- まだ支払っていないため、貸方は未払費用。
- 現金や預金はまだ動いていない。
ミーヤ:「場面を先に見ると、科目がただの暗記じゃなくなるね!」
こぐまさん:「うん。金額を入れる前に、何が起きたかを決めたい。」
正解仕訳を帳簿に置く
問題文
決算にあたり、当期分の通信費3,600円が未払いであるため、未払費用として計上した。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 通信費 | 3,600 | 未払費用 | 3,600 |
費用の場面では、借方に支払いの中身、貸方に減った資産や増えた未払いを置きます。
ペンリー:「左右の合計が合うと、取引の原因と結果も見える。」
こぐまさん:「通信費・未払費用で、支払いの中身とお金の出口を分けられたね。」
つまずきやすいところ
未払いだから何もしない、ではありません。決算では当期分の費用を当期に入れます。
ここで大事なのは、似た言葉に飛びつかないことです。入金なら必ず売上、支払いなら必ず費用、後払いなら必ず買掛金、というように決め打ちすると、問題文の小さな合図を見落とします。
ミーヤ:「似た言葉が出ると、前に覚えた科目をすぐ選びたくなるね。」
ペンリー:「焦らなくていい。問題文の合図は、一つずつ分ければ残る。」
まとめ
こぐまさん:「今日の決め手は「当期分の未払い費用は、費用と未払費用を同時に立てる」だね。」
- 正解は、借方は通信費3,600円、貸方は未払費用3,600円です。
- 当期分の通信費なので借方は通信費。
- 未払いだから何もしない、ではありません。決算では当期分の費用を当期に入れます。

こぐま商会のまじめでやさしい店主。経理はまだ勉強中。
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