
【簿記3級】第3問② 整理事項6|売却後の備品減価償却を採点結果から復習
2026年6月20日 に公開

売った備品を外してから、残った備品を減価償却する
古い陳列台の売却処理が終わると、こぐま商会の備品台帳には残っている備品だけが並びました。整理前の備品540,000円から売却した90,000円を外すと、残っている備品は450,000円です。
この整理事項では、その残った備品について当期分の減価償却を行います。売却済みの備品まで償却すると、もう店にないものまで費用にしてしまいます。
ミーヤ:「売った陳列台は、もう今年の減価償却に入れないんだよね?」
こぐまさん:「残って使っている備品だけで計算したいね。」
ペンリー:「うん、その見方でいい。売却後に残った450,000円を6年で割ろう。」
75,000円は、残った備品を使った分
残っている備品450,000円を、耐用年数6年、残存価額ゼロ、定額法で償却します。
450,000円 ÷ 6年 = 75,000円
仕訳は次の通りです。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 減価償却費 | 75,000 | 備品減価償却累計額 | 75,000 |
減価償却は、決算日時点で残っている固定資産を使った分だけ費用にする処理です。
採点結果では累計額の増減も追う
備品減価償却累計額は、整理事項5と6の両方が関係します。
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 整理前の備品減価償却累計額 | 180,000 |
| 売却した備品の累計額を減らす | -54,000 |
| 当期の減価償却を加える | +75,000 |
| 決算整理後の累計額 | 201,000 |
こぐまさん:「減価償却費75,000円だけでなく、累計額201,000円まで見直すんだね。」
ペンリー:「そう。75,000円で止まらず、累計額まで戻ると採点欄につながる。」
こぐまチェック
- 売却後に残った備品450,000円を使う
- 450,000円÷6年=75,000円
- 減価償却費は当期の費用
- 備品減価償却累計額は売却分控除と当期償却を両方反映する
関連する復習は、減価償却まとめ、減価償却費とは、試験に出やすい減価償却から確認できます。

こぐま商会のまじめでやさしい店主。経理はまだ勉強中。
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