
【簿記3級】第3問② 整理事項5|備品売却の修正を採点結果から復習
2026年6月20日 に公開

古い陳列台を売った代金が、仮受金に残っていた
春市の準備で使っていた古い陳列台を、こぐま商会は28,000円で売却していました。ところが入金時には理由を確認できず、仮受金として処理しています。
決算で備品台帳を確認すると、この陳列台の取得原価は90,000円、期首減価償却累計額は54,000円でした。売却処理では、代金だけでなく、帳簿上の価値を消す必要があります。
こぐまさん:「28,000円で売れたことだけでは、損益は決まらないね。」
ミーヤ:「元の値段と、今まで減った分も見るんだ。」
ペンリー:「うん、そこからだ。まず帳簿価額を出して、売却代金と比べよう。」
帳簿価額36,000円と売却代金28,000円を比べる
売却した備品の帳簿価額は、取得原価から減価償却累計額を差し引いて求めます。
90,000円 - 54,000円 = 36,000円
36,000円の価値がある備品を28,000円で売ったため、差額8,000円は固定資産売却損です。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 仮受金 | 28,000 | 備品 | 90,000 |
| 備品減価償却累計額 | 54,000 | ||
| 固定資産売却損 | 8,000 |
ミーヤ:「貸方の備品90,000円を消すために、代金と累計額と損で合わせるんだね。」
ペンリー:「そう。売れた代金だけでなく、備品そのものを帳簿から消す仕訳なんだ。」
採点結果で連動する欄
この整理事項は、備品・仮受金・備品減価償却累計額・固定資産売却損に影響します。
| 欄 | 見直し方 |
|---|---|
| 備品 | 540,000 - 90,000 = 450,000 |
| 仮受金 | 整理事項2と5を反映して10,000 |
| 備品減価償却累計額 | 売却分54,000を減らす |
| 固定資産売却損 | 帳簿価額36,000 - 代金28,000 = 8,000 |
こぐまチェック
- 売却代金だけで損益を判断しない
- 先に帳簿価額を計算する
- 仮受金は売却代金として取り崩す
- 備品と累計額を消し、差額を固定資産売却損にする
復習するなら、固定資産売却損とは、備品とは、備品減価償却累計額とはがつながります。

こぐま商会のまじめでやさしい店主。経理はまだ勉強中。
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